「海外で活動したい」個人クリエイターが、まず整理した7つのこと

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Web制作やUIデザインの仕事をメインにクリエイターとして、気づけば17年が経ちました。

ずっと心のどこかにあったのは、「いつか海外でも勝負してみたい」という漠然とした夢です。

といっても、どこかの国に移住して現地で働く、というは今すぐには現実的ではないので、

まずはオンラインで、日本にいながら世界に向けて発信していく。

そこから始めてみよう。

そう思い続けて、ずいぶん時間が経ってしまいました。

今年、ようやく本格的に動き出すことにしました。

この記事は、その第一歩として「何を学ぶ必要があるのか」を整理した記録です。

この記事で達成できること

この記事を読み終えると、個人クリエイターが海外で活動するために必要な学習テーマが7つに整理されます。

何から手をつければいいかわからない状態から、具体的な行動リストが見える状態になります。

正直に言うと、私自身もまだ始まったばかりで、大きな成果は出ていません。

でも、7つのテーマを言語化できたこと自体が収穫でした。

同じように迷っている方の地図になれば幸いです。

なぜ海外を選んだのか

私は7年かけて「Digital Environment Designer」として海外で活動する計画を立てています。

UI、音、映像を「環境設計」という軸で統合していくスタイルです。

日本のマーケットが悪いわけではありません。

ただ、自分がやりたいことと、やっぱり夢だった世界で活動したいという思いが強かったのです。

今は、オンラインでもいろんなことができるので、今までのデジタルのスキルや知見をいかしてチャレンジしたいと思いました。

7つの学習テーマ

1. 英語力

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最初のハードルは英語です。

オンラインであれば、まずは文章で自分のことを伝えられればいいので、「書ける英語」から始めることにしました。

具体的には、プロフィール文の作成、商品説明文(product description)の執筆、サポート対応のテンプレート準備。

この3つができれば、最初の一歩は踏み出せそうです。

私がまず取り組んでいるのは、50〜80語の自己紹介文を完成させることです。

短い文章でも、自分が何者で何を提供するのかを伝えられれば、そこから始められると思っています。

2. 海外プラットフォームの仕組み

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どこで売るかを決める前に、各プラットフォームの役割を理解する必要があります。

私が検討しているのは以下の4つです。

  • Creative Marketはデザイン素材のメイン売り場です。
    UIキットやテンプレートを有料で販売するならここが中心になります。
  • Gumroadは直販向けです。まとめ売りやバンドル販売に向いていて、手数料もシンプルです。
  • Figma Communityは無料配布で認知を獲得する場所です。
    ここで名前を覚えてもらい、有料商品に誘導する流れを作れます。
  • itch.ioは音や映像の実験場として使えます。
    ゲーム系のアセットや環境音など、少しニッチなものを試すのに適しています。

すべてに同時に出す必要はありません。

まずは役割分担を明確にして、1つずつ始めればいいと考えています。

3. 法律・税務

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正直、一番面倒な部分です。

でも、最初に済ませれば後が楽になります。

EIN(米国納税者番号)の取得が最初のステップです。

これがないと、米国プラットフォームで売上があったときに30%の源泉徴収を受けることになります。

EINを取得したら、W-8BENフォームを提出します。

日本居住者として租税条約の適用を受けるための書類です。

日本での確定申告についても、海外からの収入をどう処理するか事前に調べておく必要があります。

税理士に相談するか、少なくとも基本的な流れは把握しておきたいところです。

4. デザインの国際標準

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「日本っぽいデザイン」から脱却する、という話ではありません。重要なのは構造の国際標準化です。

Figmaでのコンポーネント設計、デザイントークンの使い方、アクセシビリティへの配慮。

これらは海外のデザイナーにとっては当たり前の基準になっています。

地味ですが大事なのが、英語でのレイヤー名・コメントです。日本語が混じっていると、それだけで購入をためらう人がいます。

最初から英語で作る習慣をつけておくと、後で楽になります。

5. 決済インフラ

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売上が出る前に整えておくべきなのが決済インフラです。

  • Wise(旧TransferWise)は海外送金と多通貨口座に対応しています。
    ドルやユーロで受け取って、必要なときに円に換える使い方ができます。
  • PayPalは多くのプラットフォームで使われています。
    手数料は高めですが、対応範囲の広さで選ばれています。
  • Stripeは直販サイトを持つなら必要になります。
    Gumroadなどを使う場合は、プラットフォーム側が処理してくれるので不要です。

為替手数料と送金手数料の考え方も、少額のうちから意識しておくと後で困りません。

6. 自己紹介・ブランディング

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私が意識しはじめているのは、「売らずに存在している状態」を作ることです。

統一した肩書きとして「Digital Environment Designer」を使い、各プラットフォームで同じBioを掲載しています。

世界観の一貫性を保つことで、点と点がつながりやすくなります。

大げさなブランディング戦略は特に必要ないかなと思っています。着実に一歩一歩。

ただ、バラバラな印象を与えないこと。それだけで十分です。

7. 継続する仕組み

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最後のテーマは、続けるための仕組みです。

7年計画なので、短距離走のような頑張り方はできません。

投稿頻度は決めていません。

「週1回更新」のような縛りを作ると、それがストレスになるからです。

すべてのプラットフォームを同時に更新する必要もありません。

調子がいいときに複数を更新し、そうでないときは1つだけで十分です。

半年ごとに見直す時間を設けて、疲れる導線は切っていく。

これが私なりの継続戦略です。

今日から始められること

7つのテーマを見て「多すぎる」と感じた方もいるかもしれません。

でも、すべてを同時に始める必要はありません。

今日できることを1つ挙げるなら、50語の英語自己紹介文を書いてみることです。

完璧でなくていいので、自分が何をする人なのかを英語で書いてみてください。

それができたら、Creative MarketやGumroadのアカウントを作って、プロフィール欄に貼ってみましょう。

それだけで「存在している状態」の第一歩になります。

まとめ

個人クリエイターが海外で活動するために必要な7つの学習テーマを整理しました。

  1. 英語力(まずは書ける英語から)
  2. 海外プラットフォームの仕組み
  3. 法律・税務(EINとW-8BEN)
  4. デザインの国際標準
  5. 決済インフラ
  6. 自己紹介・ブランディング
  7. 継続する仕組み

私自身、この7つを言語化できたことが大きな収穫でした。

まだ成果というか始まったばかりですが、地図があるのとないのとでは、歩き方がまったく違うように思います。

同じように海外でチャレンジしたい!と考えている方の参考になれば幸いです。

参考リンク

この記事で紹介したプラットフォームや決済サービスの公式サイトです。

販売プラットフォーム

  • Creative Market – デザイン素材のマーケットプレイス
  • Gumroad – デジタルコンテンツの直販プラットフォーム
  • Figma Community – Figmaテンプレートの共有・配布
  • itch.io – ゲーム・デジタルアセットのマーケットプレイス

決済・送金サービス

  • Wise – 海外送金・多通貨口座サービス
  • PayPal – オンライン決済サービス
  • Stripe – オンライン決済プラットフォーム

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