モノづくりはスマホでほぼ完結。映像製作やデザインにスマホを活用していこう!

ポケットに収まる電話?PC?カメラ?とにかくいろんなことが出来てしまうスマホが大好きです。

すでに当たり前のように多くの人が持っているものとなったスマホの用途といえば、カメラ、電話、エンタメ閲覧、SNSで友達と繋がったり、買い物、web検索…と多岐に渡ります。スマホの一般的な使い方と言えば、面倒なことが簡単になるために使うとか、なにかを消費するために使うといった用途のように感じます。

それでは、スマホを何かを作るために使う。

こういう視点ではどうでしょうか??

個人的には、この「何かを作るためにスマホを使う」にとても注目しています。

デジタル制作物のほとんどがスマホで可能!?

デジタルデータを扱う制作物と言えば、原稿、デザインデータ、プログラムデータ、音楽データ、動画データ…とこちらも多岐に渡りますが、これらを扱うプロの人たちは大抵、作業に合わせたスペックのPCで作業しており、完成データを形成するいわゆる素材データ(写真、動画、録音データなどなど)は別のプロ用のデバイスで記録するのが一般的です。

なぜPCやそれぞれ専門のデバイスが利用されるのでしょうか?

それは、PCに関して言えば、扱えるデータの種類がPCの方が豊富だったり、できる作業の幅がスマホより広かったり、データを処理できるパワーがスマホより大きかったり、そして、そもそも作業スペース(画面)が大きかったりするからというのが理由です。

素材データを記録するための専門のデバイスに限っては、記録できるデータ自体のクオリティが高い(簡単に言うと、キレイ、編集しやすい生データとして保存できるなど、可変しても大丈夫なくらいサイズが大きい)からです。

技術的に最高の品質を目指す場合は、各々専用のデバイスが必要がありますが、webで使用する画像や動画、紙媒体の印刷物などはいま現在のスマホのカメラスペックで十分対応可能なレベルです。そして、編集アプリもかなりいいものが出揃っており、それらを利用することで、スマホだけでも十分な制作が可能になっています。言ってしまえばスマホは既に制作にも使用できる、いわば、処理能力の低い小さなPC+カメラになっていたわけです。

今までいくつも使用していた機材をスマホでほぼまかなえると言えるのではないでしょうか?

スマホにプラスαの機材でグッとプロ仕様に近づける

カメラに関していえば、アタッチメントレンズを使用したり、ジンバルを活用するとグッと良い素材を取ることができます。音声についても、外付けのマイクを利用すると、びっくりするくらいクリアな音声になります。動画素材のみならず、音楽制作に使う環境音などの素材撮りにも使えることでしょう。

レンズだとしたらolloclipやmoment lensあたり、

ジンバルはOslo mobile、外付けマイクはrodeあたりが有名どころです。

olloclip – the world’s most-awarded mobile lens.

Moment – Mobile Photography Gear, Apps, and Travel

Osmo Mobile

個人的にも全て使用していますが、特にジンバルを使ってとった映像はとても満足しています。単純に撮るのが楽しくなりますよ!

海外では、モノづくりにスマホを使う前提としたハード、ソフトの開発が盛ん。

https://www.kickstarter.com/

https://www.indiegogo.com

海外では、スマホ利用を前提とした、ハード、ソフトの開発がとても盛んです。ハード面では、kickstarterやindigogoなどのクラウドファンディングを見るとその状況がよくわかると思います。

ソフト面は、”動画撮影 プロ スマホアプリ” や”写真撮影 プロ アプリ”などで検索するとたくさん出てくるでしょう。いくつか見てみて、自分の好みのテイストのものを選んで使って見るといいと思います。

プロレベルで使用できるアプリは有料のものがほとんどで、300〜2000円程度の出費はありますが、その投資でスマホで制作環境を整えられると思えれば、払う価値は十分にあると感じています。

動画撮影用のアプリだったらこれ!


FilMicPro

未来はこっちだ。どんどん制作にスマホを活用していこうと思う

今まで通り、当面はPCでの制作+各々のデバイスを利用して素材を用意というのが主流かと思いますが、そのうちスマホでやった。というものも増えてくるはず。とふんでいます。

個人的には、仕上げる前段階はスマホをどんどん駆使して時と場所の制限を壊していこうと思っています。

デジタルでのモノづくりは、手段や方法よりも成果物だったりしますので、良いものを見て、とにかくどんどん作った方が身にはなります。機材を揃えればなんとかなる。という訳ではありませんが、スマホ前提とするだけで、機材購入コストはぐっと下げることが可能です。色々試してみる機会は確実に増やすことができるでしょう。

スマホを使っての制作にどんどんチャレンジしていこうと思います。

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