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サプリに疲れたあなたへ|「正しい使い方」を手放していい理由 - LifeOS 個人未来観測所

サプリに疲れたあなたへ|「正しい使い方」を手放していい理由

サプリを「正しく使おう」とするほど、疲れていく理由

調子が悪いと感じたとき、ネットで調べて「○○が足りないかもしれない」と思い、サプリメントを追加する。

気づけば種類が増え、飲むタイミングを気にするようになり、飲み忘れると不安になる。

体を整えるために始めたはずのものが、いつの間にか「管理しなければならないもの」になっていく。

この感覚に心当たりはありませんか。

実は、健康情報を調べれば調べるほど不安が増す「サイバーコンドリア」という現象があり、31〜39%の人がこれを経験しているという調査報告があります(JMIR 2021)。

「正しい使い方」を探し続けること自体が、しんどさを生んでいることもあるのです。

「正しい使い方」は誰のためのものか

「食前に飲む」「食後30分以内」「空腹時が効果的」。

サプリメントには様々な推奨タイミングがあります。

しかし、その「正しさ」はどこから来ているのでしょうか。

研究によると、同じサプリメントを同じタイミングで摂取しても、吸収にかかる時間は人によって30分から180分まで、実に6倍もの個人差があることが報告されています(JISSN 2017)。

「食前」「食後」の推奨は目安であり、数十分のずれで効果がなくなるわけではないのです。

つまり、「正しい使い方」として語られていることの多くは、平均的な傾向に基づいた目安に過ぎません。

あなたの体に合った使い方は、あなた自身にしかわからないのです。

サプリは「使いこなす対象」ではない

サプリメントに関する大きな誤解のひとつに、「正しく使いこなせば、確実に効果がある」という思い込みがあります。

しかし、2022年の米国予防医学専門委員会(USPSTF)の報告では、健康な成人に対するマルチビタミンの予防効果は「エビデンス不十分」とされています。

また、米国国立衛生研究所(NIH)も「バランスの取れた食事をしている人には、サプリメントが必ずしも必要ではない」と述べています。

これは「サプリに意味がない」という話ではありません。

ただ、「使いこなせば必ず結果が出る」という前提自体が、もともと存在しなかったということです。

完璧主義的に健康行動を追求すると、かえって不安やうつが増加することが研究で示されています(PMC 2023)。

サプリメントを「使いこなすべき対象」として捉えている限り、そのプレッシャーから逃れるのは難しいかもしれません。

飲み忘れても、大丈夫

朝のルーティンが崩れて飲み忘れた日。

旅行でサプリを持っていかなかった週末。

そんなとき、「せっかく続けてきたのに」という罪悪感を感じたことはありませんか。

でも、大丈夫です。

サプリメントは薬ではありません。1日飲み忘れたからといって、体調が急変することはほとんどありません。

そもそも、効果の出方には大きな個人差があり、厳密なタイミング管理が効果を左右するという科学的根拠は乏しいのです。

カロリー計算に疲れたときの向き合い方でもお伝えしましたが、数字や管理に縛られることで、本来の目的である「健康」から遠ざかってしまうことがあります。

サプリメントも同じです。

飲み忘れたら、次の日にまた飲めばいい。

それくらいの気持ちでいることが、長い目で見れば体にも心にも優しい選択なのかもしれません。

サプリとの新しい付き合い方

この記事は「サプリをやめましょう」と言いたいわけではありません。

また、「食事が一番だからサプリは不要」という別の正解を押し付けたいわけでもありません。

お伝えしたいのは、「正しい使い方」を探し続けなくてもいい、ということです。

精密栄養シリーズの最初の記事でお伝えしたように、データや情報は「ものさし」であって「支配者」ではありません。

サプリメントも同じです。

あなたが主導権を持って、付き合い方を選んでいいのです。

変えなくていいことを見つけるでも触れましたが、「頑張って管理する」ことだけが正解ではありません。

今の自分に合っているなら続ければいいし、疲れたなら減らしてもいい。

飲み忘れても気にしなくていい。

サプリメントとの関係を、「正しく使わなければ」から「使いたいときに、使いたいように」へ。

その小さな視点の転換が、毎日の健康管理を少しだけ楽にしてくれるかもしれません。

この記事が何かの参考になれば幸いです。

免責事項:
この記事は個人の経験と考え方を共有するものであり、医療アドバイスではありません。特定の欠乏症を補正する目的でサプリメントを服用している場合は、自己判断で中止せず、医師にご相談ください。

参考文献・情報源

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