やりたいことはある。やる気もある。でも、「何から始めればいいかわからない」という壁にぶつかって、結局手が止まってしまう。
そんな経験はありませんか。
頭の中だけで考えていると、情報が整理されないままグルグルと回り続けます。
気づけば時間だけが過ぎ、何も進まないまま一日が終わる。
この記事では、そんな「何から始めればいいかわからない」状態を解消するための言語化メソッドをお伝えします。
なぜ「何から始めればいいかわからない」状態になるのか

行動できない原因は、やる気や能力の問題ではありません。
「何をすればいいか」が言葉になっていない状態こそが原因です。
頭の中には、やりたいこと、心配事、必要なタスクがぼんやりと浮かんでいます。
しかし、それらが言語化されていないと、脳は「何から手をつければいいのか」を判断できません。
結果として、考えることに疲れ、行動に移せないまま止まってしまうのです。
このシリーズの[1本目の記事]では「どう動くか」を、[2本目の記事]では「なぜ止まるか」を扱いました。
今回は、その間をつなぐ「言語化」という橋渡しの方法をご紹介します。
言語化すると何が変わるのか

言語化とは、頭の中にあるモヤモヤを「外に出す」ことです。
書く、話す、図にする——どの方法でも構いません。
外に出すと、3つのことが起こります。まず、客観視できるようになります。
頭の中だけで考えていると、問題が実際より大きく感じられがちです。
言葉にしてみると「あれ、意外とシンプルだな」と気づくことがあります。
次に、優先順位が見えるようになります。
複数のことが頭の中で混在していると、何から手をつけていいか分かりません。
書き出すことで、今日やるべきことが明確になります。
そして、行動が具体化します。
「アプリを作りたい」という漠然とした思いが、「今日はこの1ファイルだけ触る」という具体的なアクションに変わります。
手が止まったとき、書き出して動けた話

私自身、デザインする時も、ディレクションで計画を立てる時も、個人開発でも手が止まった経験は山のようにあります。
作りたいものはあるのに、何から始めればいいか分からず、ただ画面を眺めているだけの日が続きました。
そこで試したのが、「なぜ進めないのか」を箇条書きで書き出すことでした。
- 機能が多すぎて何から作ればいいか分からない
- 技術選定で迷っている
- 完璧に設計してから始めたいと思っている
書き出してみると、自分が何に詰まっているのかが見えてきました。
そして「今日はこの1ファイルだけ触る」という具体的な行動に落とせたことで、止まっていた流れが戻ったのです。
言語化の3つの方法:書く・話す・図にする

言語化の方法は、大きく3つあります。
自分に合ったものを選んでみてください。
書く:最もシンプルな方法です。
Notionやメモ帳に、思いつくままに書き出します。
箇条書きで構いません。
完璧な文章にする必要はなく、キーワードを並べるだけでも効果があります。
話す:一人で声に出してみる、または信頼できる人に話してみる方法です。
話しているうちに、自分でも気づいていなかった考えが出てくることがあります。
図にする:マインドマップやフローチャートを描く方法です。
視覚的に整理されることで、全体像が見えやすくなります。
どれか一つでいいのです。5分だけ頭の中を外に出してみてください。
今日から始める5分の言語化

「何から始めればいいかわからない」と感じたら、まず5分だけ時間を取ってください。
そして、「何がモヤモヤしているのか」を言葉にしてみてください。
紙に書いても、スマホのメモに打ち込んでも、声に出しても構いません。
完璧に整理する必要はありません。
断片的でも、矛盾していても大丈夫です。
大切なのは、頭の中にあるものを外に出すことです。
言語化すれば、次の一歩が見えてきます。
今日5分だけ、試してみてください。

