BeastGripのDOFアダプターを使ってスマホで一眼レフ用のレンズを使ってみた

ずっと興味のあったDOFアダプターをやっと手に入れることができました。

DOFアダプターといって聞きなれないものだと思いますが、どういうものかと言うと、

DOFアダプタ(Depth-of-field adapter)とは デジタルビデオカメラ に装着する光学的アダプタである。

ビデオカメラ の小さい 受光素子 で撮影した際に 被写界深度 が深い「のっぺりした絵」になることを解消するため35ミリ写真 レンズ などを スクリーン を間にはさんでビデオカメラに装着するもの。スクリーンに投影して撮影することで、シャープさや色再現性は犠牲になるものの、「35ミリフィルムで撮影した」ような被写界深度の浅い画像を得ることができる。構造上、倒立像になってしまうために、スクリーンの後に プリズム をかませて反転させたり、カメラを倒立させて撮影したり、ビデオ 編集 段階で修正するという対処が必要になる。

Wikipediaより引用

簡単に言うとビデオカメラで、一眼レフのようにレンズのボケや浅い被写界深度の画が楽しめるものになります。

今回手に入れたものはスマホで使えるもので、スマホに一眼レフ用のレンズを取り付けて、ボケや浅い被写界深度を表現してしまおう!!と言うわけです。

今回僕が手に入れたものは正直なところ、一眼レフもしくはミラーレス一眼で撮影した方がそもそもいい画が撮れますし、撮影も楽なので画のクオリティだけ求めるのであればカメラを使用した方がよいでしょう!

完全にスマホで撮りたい人用です。

このリグにスマホとDOFアダプタを取り付けます。

こんな感じに。

逆向き

スマホを取り付ける部分

スマホで全部やりたい!!と、一眼レフより低コストだと思ったから(多分!?)

なぜわざわざ、スマホ+DOFアダプタにしたのかというと、

個人的には、一眼レフ自体を使ったことがない。良いカメラマンは写真にも動画にも大勢いる。初期コストが多い。あとこれがほとんどなんですが、スマホで全部やってみたい!という理由からDOFアダプターを選択しました。

よいカメラはボディだけで10万円以上、プロ向けは20万以上はかかりますし、レンズもいくつか揃えるとなると。。。と初期コストがかなりかかります。さらに数年に一回ボディ代で大きな出費がかかります。これから始める初心者からするとちょっと敷居が高く感じました。

スマホはというと、元値で見れば10万円程度はかかりますが、カメラ以外の用途もあり、支払いも大抵の場合月々の分割だったりします。大体2年おきくらいには買い換えていて、その度にカメラは進化しています。

なので、カメラ以外の用途で主に使うものにカメラがついていて、しかも勝手に良い機能が追加されているもので撮れるなら撮ってしまえ!となりました。

スマホで一眼レンズを使うために必要なもの

今回DOFアダプターを買いましたが、このアダプターだけあればスマホで一眼レフ用のレンズを使える訳ではありません。

リグと呼ばれる、いくつかの機材を組み合わせる必要があります。そして、あとレンズですね。

さてまとめてみてみましょう。

  • スマートフォン(手持ちのもので可)
  • beastgrip(スマホとレンズを合体させるためのリグ)※140ドルくらい
  • DOFアダプター※250ドルくらい
  • レンズマウントアダプター(各メーカごとに違うのでそれを補完するもの)※1000〜3000円くらい
  • レンズ(手持ちのもので可)※自分の場合はオールドレンズ を3000円くらいで買いました。

5万円程度の初期コストはかかりますが、一眼レフのセットを一式揃えるよりは大分安いのでは?と思います。

よく考えると、変態しか使わないよねこれ。

セッティングした際の大きさは、一眼レフを優に超えます。重さもそこそこあります。そして、カメラより持ちづらく、ピントはマニュアル、手ぶれ補正なんてものは機能しません。最新のスマホを超アナログな仕組みで撮影するという。。。ものになります。

ちゃんと写真や動画を学びたかったり、撮りたいものが決まっている人はカメラを買いましょう!

スマホで撮ることができる!以外にほとんどメリットがないので、かなり変態的な仕組みになります。でもこのシステムにちょっとロマンを感じる人はいるのでは?

写真や動画のクオリティより、スマホでなんでもやるぞ!とか、リグを組んだり色々組み合わせるの好きな人はようこそこちらの世界へ(笑)

一眼ならではの雰囲気は出せる。

基本的には、三脚などにセッティングしてレンズの描写性を活かした動画を撮るのが一番効果的な使い方になりそうですが、今は手持ちでバシャバシャと静止画を撮っています。

一眼レフ自体使ったことなく、カメラに関してはほとんど素人レベルなので、今は撮ること自体が楽しいです。

こうやってピントをあわせるのかぁー!とか、こうすると背景がボケるのかぁーとか試行錯誤しています。

ピントが合っていないものがほとんどなんですが、せっかくなのでいくつか撮ったものを載せておきます。

リグを組むというのがどうやら好きらしい

カメラ自体にはほとんど興味なかった自分ですが、今回は結構ハマっています。写真が好きというよりはガジェットやリグ自体が好きなようで、マウントを噛み合わせたり、外部マイクをセッティングしたり、いい際三脚を組み合わせていわゆる自分用のカメラスタイルを作っています。

見た目自体はかなりいかつくなってしまっているので、持っているだけでかなりインパクトあります。

これを手持ちですからね(笑)

スマホを制作に!はやっぱり可能だと思う

今回のDOFアダプターを使った写真を撮るスタイルは一般的にはならないと思いますが、スマホを制作機材の一つとしてみることが十分にできることにより実感が湧きました。

撮影から編集まで同じ端末でやってしまうというのが本当の理想かな。

どんどん撮ってどんどん作ってみようと思います。

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