Remotionとの出会い:Xで見かけた「コードで動画」の世界
最近、Xのタイムラインで「Remotion」という言葉をやたらと目にするようになりました。
投稿を見ると、どうやら「コードで動画を作る」というフレームワークらしいです。
正直、最初は「コードで動画?」と疑問でした。
でも、何度も目にするうちに気になってきて、実際に触ってみることにしました。
そこで気づいたのは、Remotionは単なる動画制作ツールではなく、「言葉を動画にする」という新しい体験だったということです。
Remotionとは?Reactで動画を作れるフレームワーク

Remotionは、ReactとTypeScriptを使って動画を定義するフレームワークです。
多分何言っているかよくわからないと思いますが、Web制作者からするととても馴染みの深いワードです。(私はWeb制作歴17年!※まだ現役中)
従来の動画編集ソフトとは根本的にアプローチが異なります。
動画編集ソフトでは、タイムライン上に素材を配置してエフェクトをかけていきます。
一方Remotionでは、Reactのコンポーネントとして動画を構築していきます。
コンポーネントベースで構成し、タイムラインに沿ってアニメーションさせる仕組みです。
開発中はブラウザでプレビューしながら確認でき、完成したらレンダリングしてMP4などの動画ファイルとして出力できます。
オープンソースで公開されており、基本的な機能は無料で使えます。
実際に作ってみた:初めてのデモ動画制作

実際にシンプルなデモ動画を作ってみました。
使い始めたばかりで、まだ複雑なことはできませんが、それでも十分に面白い体験でした。
AIと対話しながらコードを書いていくと、「作っているのに同時に編集されている」ような不思議な感覚がありました。
プレビュー画面でリアルタイムに確認できるので、コードを変更するとすぐに結果が見られます。
この「作りながら見られる」という体験は、従来の動画編集とも、静的なコーディングとも違う新鮮さがありました。
そもそもプロジェクトを入れるとHello Remotion!的なものがすぐ試せるようになってます。それだけでもざっくりとは体感できます。
AIと対話しながら動画を作る体験:言語化が何より大事だった

AIを使っていて本当に大事だなと思うのは、言語化と言語化する前の問い。
Remotionを使ってみても、最も印象的だったのは、「言語化」の重要性でした。
AIに「こういう動画を作りたい」と伝える際、その精度が成果を大きく左右します。
「タイトルが左からスライドインして、3秒後にフェードアウト」といった具体的な指示を言葉にできれば、AIはそれをコードに落とし込んでくれます。
つまり、編集スキルやコーディングスキルよりも、「何を伝えたいか」「どう見せたいか」を明確にする力が大事になります。
これはRemotion特有の話ではなく、AI時代全般に言えることです。
言語化の第一歩メソッドでも触れていますが、自分の意図を言葉にする力がますます重要になっています。
実際、バイブコーディングの限界と言語化の重要性でも体験したように、「なんとなく」では通用しない場面が増えています。
言葉にできれば、それは形になります。言葉にできなければ、AIも手を貸せません。
一度作ったものが活きる:コードの再利用性

Remotionのもう一つの魅力は、コードだからこその再利用性です。
一度作ったコンポーネントは、他の動画でも使い回せます。
パラメータを変えれば、同じテンプレートから異なる動画を量産することも可能です。
例えば、商品紹介動画のテンプレートを一度作っておけば、商品名や画像を差し替えるだけで次々と動画を生成できます。
これは従来の動画編集では考えられなかった効率性です。
動画制作が「一度きりの作業」から「資産の蓄積」に変わる感覚がありました。
まとめ:Remotionは「言葉を動画にする」新しい表現手段

Remotionを使ってみて、これは単なる動画制作ツールではないと感じました。
むしろ、「言語化する力」の重要性を実感させてくれるツールでした。
技術的なスキルはAIが補ってくれる時代です。
だからこそ、自分の意図を言葉にする力が価値を持ちます。
Remotionは、その力を試す場でもあり、鍛える場でもあります。
動画制作に興味がある方、AIとの対話に慣れたい方にとって、Remotionは良い入り口になるはずです。
自分の商品を持つと世界が選択肢になるで書いたように、自分で表現手段を持つことは、可能性を広げます。
参考になれば幸いです。
