「作業をもっとサクッと進めたい」「毎回ゼロから考えるのが面倒」──そんな悩み、ありませんか?
私自身、執筆や制作をしていて何度も手が止まってしまい、毎回同じようなことをやる必要がでてきてしまったり、やらなくてはいけないことで、重要なのもわかってはいるのだけど、「もっと自分に合った進め方があれば…」とずっとヤキモキしていました。
そんなときに思い出したのがが“GPTs”という存在。
要はbotを作れる仕組みで、何かをチャットで投げると何かをやってもらうことができるというもの。
「チャットと何が違うの?」「プロジェクトとも違うんだよな」とあまり正確に把握していない状況でしたが、実際に使ってみると、まるで“自分専用アシスタント”のように、考える・書く・整えるを一緒にやってくれるようになりました。
GPTsでどんな課題が解決できるのか?
こんな悩みが、GPTsでラクになるかもしれません

- 毎回ブログの構成を考えるのがしんどい
- アイデアはあるのに言葉にできない
- ツールが多すぎて使い方が分からない
- 外注ではなく、自分の感覚で記事を作りたい
- AIを使うと楽なのはわかるけど、チャットで指示するのがめんどう
私自身もAIツールを使ってはいたものの、こうした悩みを抱えながら日々書いていました。
そんなとき、「GPTsをアシスタントにすればいいのかもしれない」と試してみたのが、すべての始まりでした。
チャットとの違い──GPTsは「記憶する・設計する」
毎回の説明が不要、思考のパートナーに近づく

GPTsは「自分専用の設定」をあらかじめ組み込めるのがポイントです。
普通のチャットだと毎回「こういう書き方で」「こういうテンプレで」と説明が必要ですが、GPTsなら一度設定すれば、毎回そこから始められる。
まるで、1度話したことをちゃんと覚えていてくれる“相棒”のような存在になります。
ブログ執筆の流れをまるっと支援してくれる
思いつきを投げれば、構成・本文・プロンプトまで出力
キーワードやテーマを投げるだけで、「記事構成」「PREPでの本文展開」「Midjourney用のアイキャッチプロンプト」まで自動で出してくれるのは本当にありがたい。
例えば、「GPTsの可能性」というざっくりしたテーマだけで、構成→見出し→各本文まで一気に出してくれて、しかも自分の文体に寄せてくれる。まさに“流れを止めない”工夫が詰まっているんです。
実際に使ってみたフローと出力例
キーワード1つで構成・本文・プロンプトまで出た!

例えば、「GPTs 活用」というキーワードを投げかけたときの流れを簡単に紹介します:
- 構成案の自動出力 → タイトル案、見出し、要約文がセットで出てくる
- 各見出しごとの本文生成 → PREP形式で整理された文章
- Midjourney用プロンプト →
a person writing blog with AI assistant...
この流れが数分で整うことで、記事の着手ハードルが劇的に下がります。
育てていけるアシスタント感がクセになる
何度も使うことで文体や癖も学習されていく
GPTsは「使えば使うほど、自分のクセを学んでくれる」。
実際、何度もやり取りしているうちに、私の使う語尾や構成の好みを反映してくれるようになりました。
そしてなにより大きいのは「迷ったときに話し相手になってくれる」こと。
記事の方向性で悩んだ時も、「こういう観点はどうですか?」と返してくれて、まさに“思考の相棒”なんです。
はじめの一歩に使えるテンプレート
「自分用アシスタント」を始めるためのヒント
- GPTsを作るときのプロンプト例:
「あなたは個人向けブログ執筆アシスタントです。PREP構成で要点を整理し、Midjourney用プロンプトも含めて提案してください。」 - ChatGPTで最初に聞くとよい質問:
- 「○○というテーマでブログを書きたいのですが、構成を一緒に考えてくれませんか?」
- 「このテーマに合うタイトル案を3つ出してくれますか?」
- 「この記事の読者が知りたい悩みって何でしょう?」
まとめ:GPTsは“関係性を築けるアシスタント”

GPTsはただの自動化ツールではありません。自分の文体や構成、思考パターンに寄り添いながら一緒に育っていく“関係性のあるツール”です。
手が止まってしまうとき。方向性に迷ったとき。そんな瞬間にそっと背中を押してくれる相棒として、GPTsはこれからもっと可能性を広げてくれそうです。
🔁 GPTsとプロジェクトの組み合わせのヒント
状況 | 向いているのは |
---|---|
記事の構成やアイディア出し | ✅ GPTs(役割特化) |
実際の本文執筆・保存・推敲 | ✅ プロジェクト(編集管理) |
定型作業を繰り返す | ✅ GPTs |
断続的に取り組む大きめの企画 | ✅ プロジェクト |
GPTsを通じて「考える・つくる・整える」という作業そのものが、もっと軽やかで創造的になっていくかもしれません。
そんな可能性を一緒に育てていきましょう。