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長年の夢だったKindle出版がついに形になりました。記念すべき第一冊目が本日リリースされました。
一人では実現が困難だった創作活動が、AIの力を借りることで可能になった実体験を基にしたフィクション作品です。
コロナ禍を乗り越え、気づけば人生の節目を迎えていた自分。結婚や育児といった生活の変化の中で、改めて自分自身と向き合いながら執筆しました。

AIが開いた新たな可能性
制作を生業として現場で十数年、経営者として約8年のキャリアを積んできました。経営に専念しようとしたタイミングで、AIが急速に台頭してきたのです。
興味本位で触り始めたAIでしたが、次第に「今まで培ってきた制作フローが根本的に変わるかもしれない」という確信に変わりました。(詳細は別記事で解説しています)
AIの登場をきっかけに制作活動に再び向き合い始めて約10か月。まだ実験段階のプロジェクトが多い中、今回Kindle出版という一つの成果を形にできました。
もし制作関連で過去に挫折した経験があるなら、AIを活用して再チャレンジすることを強くおすすめします。
そんな体験談を物語に込めましたので、ぜひお読みください。
出版までの具体的なプロセス
AIを使うと言っても、どのように使ってリリースまでいったのかはまだ、あまり触ったことがない方はピンとこないかもしれません。
自分の場合、にはなりますが少し方法を記載しておこうと思います。
AIを活用したといっても、実際にどのように進めたのか気になる方も多いでしょう。私の場合の手順をご紹介します。
1. アイディアの整理
まずは「どんな書籍にするか」を大まかに考えました。ただし、制限なく発想すると収拾がつかなくなるため、「これまでやりたかったこと」「今なら実現できそうなこと」という観点でアイディアを絞り込みました。
2. ChatGPTとの対話セッション
複数の案を箇条書きでまとめ、ChatGPTと共有しました。「これをやって」という指示ではなく、「どう思う?」といった感想やフィードバックを求める対話を重視しました。
AIは基本的に否定的な反応をしないため、質問の角度を変えながら、自分の発想やアイディアを広げ、深めていくコミュニケーションを継続しました。
3. 最も困難な分野への挑戦
制作畑出身のため、技術やデザインの解説書が最も書きやすい分野でした。実際、この分野のアイディアが最も多く出ました。
しかし、AIとの協働という新しいアプローチと、個人プロジェクトという特性を考慮し、一人では最も実現困難な小説に挑戦することに決めました。
4. 構成から執筆まで
物語の構成をAIとの対話を通じて練り上げ、目次を作成し、各章の文章を執筆していきました。
この過程で新鮮だったのは、書き手と編集者の二つの役割を同時に担う体験でした。
- まず自分でストーリーや内容の原案を作成
- AIにリライトを依頼
- リライト結果をさらに改良
- このサイクルを繰り返し
重要だったのは、AIとの対話を通じて自分のアイディアやイメージを明確化していくプロセスでした。
今後の展開
まだまだ実験中のプロジェクトや試してみたいことが山積みです。それらの成果も、発表できるタイミングでこちらのブログで共有していく予定です。
AIを活用した制作活動の可能性を、これからも探求し続けていきます。
